ヒゲダンSubtitle歌詞意味考察!サイレントでは誰目線の曲?

ヒゲダンSubtitle歌詞意味考察!サイレントでは誰目線の曲? エンタメ

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木曜22時から放送の「サイレント」の主題歌を担当するのは、ヒゲダン(Official髭男dism)、Subtitleという曲です。

いつもドラマの中の絶妙なタイミングで曲が流れ、視聴者の涙に拍車をかけていきます。

数々のドラマやアニメ主題歌を担当してきたヒゲダンが、今回もドラマの世界観に見事にはまる歌詞、メロディーを作り、サイレントの作品に彩をそえています。

主題歌の作詞作曲を担当したヒゲダンの藤原聡さんは、曲にどんな意味をこめたのでしょうか。

この記事では、ヒゲダンのSubtitleの歌詞の意味を考察し、サイレントでは誰目線の曲か紹介します。

曲をきく人によって解釈の仕方は異なりますが、自由に考察しようと思います。

ドラマの世界観にあわせて曲が作られていますが、視点をかえてみるといろんな人の気持ちに寄り添える曲になっているかと思います。

誰目線というのは難しいところかもしれませんが、みていきましょう。

 

ヒゲダンSubtitle歌詞意味考察!

ヒゲダンのSubtitleは、イントロがなく出だしから藤原さんの歌声からはじまります。

イントロがなくすぐに歌いだしではじまる曲で、記憶に新しいのは星野源さんの「不思議」という曲です。

ラブソングはイントロがない曲が多いのかもしれませんね。

さっそく曲がどんな歌詞かみていきましょう。

 

ヒゲダンSubtitleAメロ①歌詞は?

「凍りついた心には太陽を」

そして「僕が君にとってそのポジションを」

そんなだいぶ傲慢な思い込みを拗らせてたんだよ

ごめんね 笑ってやって

ドラマ内で、想(目黒蓮)は高校卒業してから耳がほぼ聞こえなくなりました。

そのことを想は遠距離になった彼女の紬(川口春奈)や、高校時代の親友の湊斗(鈴鹿央士)に隠し、一方的に縁をきるという選択をとりました。

社会人になってから想と湊斗は再会しますが、耳が聞こえなくなった想に対して湊斗は「耳が聞こえなくなったことを自分には言ってほしかった」という思いが溢れてしまいました。

湊斗は想に対して、もしかしたら何か力になれたかもという思いがあったのでしょう。

その思いが、傲慢な思い込みと思われるかもしれないけれど、高校時代の時みたいにまた笑ってほしい、湊斗はそんな思いだったのかもしれません。

火傷しそうなほどのポジティブの

冷たさと残酷さに気付いたんだよ

きっと君に渡したいものはもっとひんやり熱いもの

辛いときに安易に明るい言葉を相手に投げかけるのは、時に相手を傷つけることになります。

それでも相手には元気になってほしい、という思いがあります。

 

ヒゲダンSubtitleBメロ①歌詞は?

綺麗事じゃないけど 綺麗で揺るぎないもの

うわべよりも胸の奥の奥を温めるもの

理想だけはあるけど 心のどこ探しても

まるで見つからないんだよ

辛いと思っている相手に対して、元気になってほしいという思いから、心から声をかけてあげたいけれど、まだそのベストな言葉が分からない状態を表現しています。

伝えたい伝わらない

その不条理が今 キツく縛りつけるんだよ

臆病な僕の この一挙手一投足を

伝えたいけれど伝えられないというのは、想は耳が聞こえなくなっているので、湊斗が声でどんなに話しても言葉を伝えられないというもどかしさが歌詞に表現されています。

高校時代の時は、湊斗は想に話しかけると普通に会話ができていたのに、今はそれすら叶わないということです。

 

ヒゲダンSubtitleサビ①歌詞は?

言葉はまるで雪の結晶 君にプレゼントしたくても

夢中になればなるほどに 形は崩れ落ちて溶けていって

消えてしまうけど

でも僕が選ぶ言葉が そこに託された想いが

君の胸を震わすのを 諦められない

愛してるよりも愛が届くまで もう少しだけ待ってて

 

想が紬に別れを告げたのは、好きな人ができたからではなく、紬が自分の耳のことを知ったら悲しむと思ったから、紬のことを大切に思っていたからこそでした。

想自身は紬のことを今でも大事な存在だと思っています。

想が紬に伝えられる手段は声から発せられる言葉ではなく、手話での言葉です。

手話で表現する言葉は、声の音と違って雪の結晶みたいに消えてしまいます。

それでも想は、紬のことを想う気持ちが紬に届くことを信じています。

 

ヒゲダンSubtitleAメロ②歌詞は?

薄着でただそばに立ってても

不必要に汗をかいてしまう僕なんかもう

どうしたって生温くて君を痛めつけてしまうのだろう

薄着なのに汗をかくというのは、冷や汗を表現しているのでしょうか。

冷や汗では、辛いことがあった相手を温めてあげることはできないということを言いたいのかもしれません。

 

ヒゲダンSubtitleBメロ②歌詞は?

「手のひらが熱いほど心は冷たいんでしょう?」

冗談でもそんな残酷なこと言わないでよ

別に言えばいいけど 全人生を賭けても

ちゃんと覆さしてよ

元気になってほしいと思っている相手に、「手のひらが熱いほど心は冷たい」と言われ、自分は心が冷たい人間であると言われているように聞こえて、その言葉を覆したいという気持ちを描いています。

救いたい=救われたい このイコールが今

優しく剥がしていくんだよ

堅い理論武装 プライドの過剰包装を

救いたい、救われたいという思いは、想や紬、湊斗それぞれが持っている思いのことを言っているように感じます。

みんなが幸せになってほしい、しかし自分の思いも大事にしたい、3人がそれぞれ3人ともを思っての言葉です。

でもこの2つの思いは相反していて、2つともが叶うことはありません。

3人は三角関係となっています。

自分の思いを大事にするか、他の人の気持ちを優先させるかを選ばなければなりません。

自分の思いを大事にするのなら、他の人を思っているというプライドを捨てる必要があります。

 

ヒゲダンSubtitleサビ②歌詞は?

正しさよりも優しさが欲しい そしてそれを受け取れるのは

イルミネーションみたいな 不特定多数じゃなくて

ただ1人君であってほしい

人として正しいことよりも、自分に対してだけに向けてくれる、優しさや思いがほしいということを描いています。

ここの歌詞で注目したいのが、自分がある一人の優しさを独り占めしたいというわがままな思いではなくて、自分が本当に優しくしてあげたい相手は、多数ではなくただ唯一の君だけだと伝えているところです。

そう思ってくれる相手がいるというのは、とても素敵なことだと感じますね。

 

ヒゲダンSubtitleCメロ歌詞は?

かけた言葉で 割れたヒビを直そうとして

足しすぎた熱量で 引かれてしまったカーテン

そんな失敗作を 重ねて 重ねて 重ねて

見つけたいんだいつか 最高の一言一句を

自分が相手にかけた言葉で、かえって相手を傷つけてしまい、閉ざされてしまった心を、また自分の言葉で相手の心を開いてあげたいという気持ちが描かれています。

 

ヒゲダンSubtitleサビ③歌詞は?

言葉はまるで雪の結晶 君にプレゼントしたとして

時間が経ってしまえば大抵

記憶から溢れ落ちて溶けていって 消えてしまう でも

絶えず僕らのストーリーに 添えられた字幕のように

思い返した時 不意に目をやる時に

君の胸を震わすもの 探し続けたい

愛してるよりも愛が届くまで もう少しだけ待ってて

想が紬に伝えた言葉は時が経てば経つほど、記憶から消えてしまいます。

でも、字幕の言葉のように文字におこして思い返したときに、想が紬に伝えたい思いを伝えられるように探し続けていきたいという思いが描かれています。

 

ヒゲダンSubtitleラスト歌詞は?

言葉など何も欲しくないほど 悲しみに凍てつく夜でも

勝手に君のそばで あれこれと考えてる

雪が溶けても残ってる

誰の言葉もほしくないほど、悲しみで途方に暮れていたとしても、そんな相手のそばにいてあげたいと思っています。

相手のことを想ってる気持ちは、雪が溶けたとしても、残ったままであることを表現しています。

 

ヒゲダンSubtitleサイレントでは誰目線の曲?

ヒゲダンのSubtitleは、サイレントのドラマの世界観にあわせて作られていますが、誰目線の曲でしょうか。

3話放送後に、Twitterでは「湊斗目線の曲」という声が多数あがっていました。

ところどころに、湊斗の思い、想、紬の思いを散りばめて作られているのではないかと思いました。

 

ヒゲダンSubtitle歌詞意味考察!サイレントでは誰目線の曲?まとめ

この記事では、ヒゲダンのSubtitleの歌詞の意味を考察し、サイレントのドラマでは誰目線の曲か紹介しました。

ヒゲダンの藤原さんのかいた歌詞の意味を細かく考察すると、想像もつかないレベルで考え抜かれた曲だと感じました。

サイレントのドラマ内では、登場人物一人一人の感情が丁寧に描かれている為、Subtitleが誰目線の曲か考えるのは、なかなか難しかったです。

みなさん一人一人いろんな見方があると思うので、それぞれの視点でドラマを楽しめればいいのかなと思います。

私としては、当て馬と言われている湊斗の感情がSubtitleの曲の中で、しっかり表現されていて素敵だなと思いました。

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